SEOと検索エンジンとアルゴリズムの関係

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普段パソコンやスマホでGoogle、Yahoo!、Bingといった検索エンジンを利用して検索をしています。利用する検索エンジンによって、検索結果は異なります。

極論を言うと、Googleで検索上位にしたい場合とBingで検索上位にしたい場合とでは、やるべきSEO施策は変わってきます。

SEO対策の肝は、検索エンジンの仕組み、検索エンジンのクセを知ることです。

これらを知り、対策を取ることで自社WEBサイトを検索上位に持ってくることができます。

Google検索からSEO対策を考えてみる

それでは『番町ベース』をGoogle検索した時とBing検索した時の検索表示結果を具体的に見ていきましょう。

Googleはグーグル合同会社により運営されています。

番町ベースはトップに表示されていますが、それ以降が出てきます。

1つのサイトではなく、複数のサイトを表示することで番町ベースへの知識を深めることができます。今回の検索では、番町ベースの知識は番町ベースのサイトを見ることでしか深めることはできませんが、『番町』と『ベース』に関連したサイトが寄り集まってきています

トップには我が番町ベース…

『東京の番町というところにあるベースというコワーキングスペース』…

『宮城の一番町というところギター、ベースを扱う楽器店』…

見事に『番町』と『ベース』がキーワードになっており、検索される可能性が高いものが表示されています。

キーワードをきちんと捕まえて、守備範囲が広い!

さすがGoogle!

Bing検索からSEO対策を考えてみる

一方、Bingはマイクロソフトにより運営されています。

以前はmsnという名前でしたので、個人的にはBingよりもmsnの方が馴染み深いです。

Bingでは番町ベースの記事がズラズラと並んできます

『意思決定を支援する検索エンジン』と言われるように、様々な番町ベースのページがいくつも出てくるので、検索結果に出てきたページをちらちら見ていけば、番町ベースの概要は掴めるのではないかと思います。

SEOとアルゴリズム

同じ検索ワードを投入しても、表示される結果は検索エンジンによって変わることがおわかりいただけたことだと思います。

どうして、ここまで検索結果に大きな違いが出てくるのでしょうか?

答えは会社が違うからなんです。

もっというと、検索エンジンによって、検索表示に対する考え方が異なるからです。

検索表示結果や順位を決定づける要素がアルゴリズムです。

言い変えれば、検索エンジンの考え方や指針を技術的にプログラムに反映させたものがアルゴリズムなのです。

検索エンジンの考えがアルゴリズムに反映される

検索エンジンを運営している会社により検索の考え方や何に重きを置くかは変わります。

よって、検索表示プログラムであるアルゴリズムも当然変わります。

アルゴリズムについてはどの会社も詳しく表明していません。

しかし、そのアルゴリズムの根幹をなす検索エンジンの考えや指針は表明されています。

検索表示の考え方や指針を知ることは自社のWEBサイトの検索順位を上げるのにとても大切な事です。

SEOのスタートは検索エンジンの方針を理解することから始まるのです。

検索エンジンの仕組み

それでは、ここからは検索エンジンの仕組みについて具体的に解説していきましょう。

世界でも最も利用されている検索エンジンであるGoogleを中心に検索エンジンの仕組みです。

Googleの検索エンジンではクローラーと呼ばれるロボットが、インターネット上に存在するリンクを辿ることによってWEBサイトを収集しています。

そして、収集されたWEBサイトが検索結果に表示される対象となります。

このロボットはGoogleではGooglebot、BingではBingbotと呼ばれています。

ロボット型検索エンジン

ロボット型検索エンジンの仕組みは、大きく分けてクロール、インデックス、アルゴリズムの3つの機能で構成されています。

①クロール

クロールとは巡回のことで、クローラーがリンクを辿ってWEBサイトを巡回し、情報を取得しています。

②インデックス

インデックスとは索引の事を意味しますが、取得された情報が検索されやすいようにするには、検索データエンジンのデータベースに収納されることが必要です。

すべてのWEBページはインデックスされないと検索対象になりません。

③アルゴリズム

上述しましたが、アルゴリズムとはコンピューターがユーザーの入力やデータ処理して計算したり、画面表示したりする手順やルールを定めたものです。

ユーザーがキーワードを検索すると、検索エンジンのアルゴリズムによって、インターネット上で取得したページをふさわしいと思われる順番で、検索結果上に表示します。

インターネット上のWEBサイトの情報を効率よく取得するために、膨大な数のクローラーが同時に巡回しています。

インターネット上の情報収集から検索結果に表示されるまでの処理のほとんどはこのクローラーによって自動的に行われています。

このボットに自分のWEBサイトを巡回してもらうことで、自分のWEBサイトが認識され、検索エンジンに表示されるという仕組みになっています。

今回はSEOのゼロ時限目の授業といったところでしょうか。

検索エンジンの意図、仕組みを理解することの大切さがおわかりいただけたと思います。

仕組みを理解し、クローラーに自社WEBサイトへの巡回させることがSEOの第一歩です。

SEOの第一歩であるクローラーの巡回を促すにはどうすればいいかはこちらで解説しています。

SEOのはじめの一歩!クローラーを呼び込む方法!
自分のWEBサイトを検索結果に表示させるためには、まず始めにクローラーを呼び込む必要があります。クローラーを呼び込み、インデックス登録されるにはどうすればいいか、またそれぞれの意味や目的について詳しく説明しています。Googleサーチコンソールに登録して、まずは自分のWEBサイトの存在を認識してもらいましょう。

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